夏至。
1年で昼の時間が最も長くなる今日、
うみべの神社で行われていたのは
夏至祭の舞。
「観音舞」は、
今日の夏至に合わせて
全国各地、同時刻に行われ、
170名を超える舞手がさまざまな舞い方で
祀らいがおこされたよう。
うみべの「加茂神社」では、
ダンスの指導を長く行っていたという
杉野真弓さんが主宰となり、
15名ほどがこの日の祭りに参加していた。
先週梅雨入りしたばかりの高知は
今日も雨模様。
段々と雨音が強くなる中、
全国それぞれの場所にいる仲間と
オンラインでつながり、
呼吸合わせが始まった。
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うみべの神社には、段々と強くなる雨音が響く。
その後、円陣が組まれ、
いよいよ、うみべの神社での舞も始まる。
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円陣を組みいよいよ。
![](https://umibenokurashi.jp/wp-content/uploads/2022/06/gesisai-mai1.jpg)
今回の夏至祭は、
舞によって神様と人がつながり
世界を創造すること、
そして、全国それぞれの場所で
それぞれが創造してみようという企画。
どんな風にやってみても、どこでもいい。
ここで行われた舞には
「歓喜」というテーマが込められていて、
魂の喜びを発信するという思いのもと
静かに、力強く、
その思いが表現された。
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![](https://umibenokurashi.jp/wp-content/uploads/2022/06/gesisai-mai3.jpg)
主宰者の杉野真弓さんは、
自身もダンスをしながら指導にも携わる中で
日本の踊り、日本古来のエッセンスを
知りたくなり
観音舞を学び始めたという。
「魂の家族みたいな感じ」という
全国から集まったメンバーたちと
観音舞を終えた後には
杉野さんや"家族"の顔に涙も見えた。
本格的な夏が来る前の
じめじめとした季節。
たまたま前日に今日のことを知り、
出かけたいつもの神社で
背筋がすっと伸びるような、
背筋を伸ばしたくなるような瞬間に出会えた。
![](https://umibenokurashi.jp/wp-content/uploads/2022/06/gesisai-members.jpg)
text Lisa Okamoto