うみべのあそび

砂浜美術館ではたらく人たち

理事長 村上 健太郎さん(45)

2002年より勤務。神奈川県海老名市出身。
入職1カ月前に
「潮風のキルト展」のボランティアを経験し、
その翌月黒潮町へ移住・入職。
4部門から成る同団体を率いて11年目。

【おすすめの砂美の過ごし方】
平日休みの干潮の時に
「1人はだしマラソン」。
頭では何も考えていないけど、
いろんな感覚を使う。
五感というか、それ以上かもしれない。
ここでないとできない休みの使い方。

観光部 塩崎 草太(そうた)さん(37)

2019年より勤務。兵庫県神戸市出身。
入職前は黒潮町地域おこし協力隊として
同団体のスポーツ部とともに
町のスポーツ振興に尽力。
昨年よりTシャツアート展の担当となり、
今回で2回目を迎える。

【おすすめの砂美の過ごし方】
同じ場所でも
時間によって違う見え方を楽しむ。
いつも見ている景色も
実は違うことに気付けるのは、
黒潮町の良さに気付けるのは、
砂美があるから。

観光部 大迫 綾美(あやみ)さん(28)

2014年より勤務。広島県福山市出身。
保育園児の時の夢は「イルカになりたい」。
学生時代、
北海道で300頭のカマイルカに出会い感動。
海洋系の専門学校を卒業後、
19歳で黒潮町へ移住し、
同団体のホエールウォッチング担当に。

【おすすめの砂美の過ごし方】
砂浜に行って
ぼーっと生き物の観察をすること。
人や鳥の足跡をたどって
「ここでジャンプしたかも」など
動きを推測したり。
小さい発見でも楽しい。

観光部 中谷 みどりさん(41)

2020年より勤務。富山県出身。
10年ほど関東に住み、2011年に高知県へ移住。
黒潮町は3年目。
事務全般や
オーガニックコットンの事業などを担当。
勤務外では、環境活動や
オーガニック野菜の栽培・販売も行っている。

【おすすめの砂美の過ごし方】
休日に砂浜にコーヒーを持って行って、
流木をベンチにして、
仕事の企画を考える「ワーケーション」。
気持ちいいし、
アイデアがもらえそうな気がする。

公園管理部 松岡 勝(まさる)さん(56)

2009年より勤務。黒潮町奥湊川地区出身。
当時の職員に声をかけられ砂美入り。
施設や公園、キャンプ場の管理など
仕事内容は多岐にわたる。
また、グラウンドやパークゴルフ場の
芝生整備に尽力した。
「のびのびやらせてくれる」砂美が好き。

【おすすめの砂美の過ごし方】
夏のすごく暑い時の
入野松原の小道がとても気持ち良い。
遊歩道にもなっていて、
犬を飼っていた頃はよく散歩をしていた。

スポーツ部 中野 朝日(ともはる)さん(24)

2016年より勤務。黒潮町入野地区出身。
高校卒業後、砂美へ入職。
小学1年生から高校3年生まで
サッカーに力を注ぐ。
同団体では、合宿や大会の運営・サポート、
宿泊・食事の手配、全国各地への誘致活動など
スポーツ振興に携わる。

【おすすめの砂美の過ごし方】
流星群の時などに砂浜で星空観察。
合宿や大会に来た県外のチームの人たちから
「星がすごく綺麗」
と言ってもらえると嬉しいし、
自らおすすめすることも。

映像部 松下 卓也さん(43)

2013年より勤務。黒潮町浮津地区出身。
20代には北海道や日本海側を放浪し、
帰郷後は実家の造船業を手伝う。
その後、同団体の観光部で2年、
現在は映像部でCATVの担当をして6年目。
「終わりがないところ」が砂美の魅力。

【おすすめの砂美の過ごし方】
釣り。鯛やイカ、最近はブリを釣った。
釣れる時は「ええ日なのかな」と思ったり、
釣れない時でも
アクションを起こしたら
釣れたりするところも面白い。

※「砂美」…砂浜美術館の略。愛称。

「第34回Tシャツアート展」
会期:5月1日~5月5日 9:00~17:00
会場:砂浜美術館(入野の浜)
協力金:300円

会期中は、着なくなった白いコットン製のTシャツを回収する企画も。
回収されたTシャツは、サーキュラーコットンペーパーという紙となり循環される仕組み。今年からNPO砂浜美術館が新たに始める環境や未来のことを考えた取組。

イベント等詳細は同館HPから
https://www.sunabi.com/works-art/34th-t-shirt-art-info/

text Lisa Okamoto

-うみべのあそび